
前回の記事から引き続き、
ホットワックスの話題です。
今回は、いよいよ実践編!!
です。
前回の道具に関する記事はこちら↓
初心者スノーボーダーにとっては、
ハードルが高いですが、
2~3回やれば、慣れると思います
ので、ぜひ挑戦してみてください。
作業準備
ホットワックス作業は、
ワックスを削ると
床がだいぶ汚れます。
上の写真のようにビニールシートや
新聞紙を敷いて作業をするのを
おすすめします。
あと、コツとして
板が冷えているとワックスが
浸なるみこみにくくので、
冬の時期は、板を部屋の中に
しばらく置いておくのがいいと思います。
ホットワックス準備編の動画も
参考にしてください。
アイロンをかける前に汚れを落とそう!
さて、準備が出来ましたら、いよいよ作業を
行います。
- クリーナーとキッチンペイパーを
使って、ソールの汚れや
古いワックスを落とします。
汚れたまま、ワックスをかけると、
汚れの上にワックスが乗ってしまいます。
ワックスの性能が維持できませんので、
出来るだけきれいにしておきます。 - アイロンを適正な温度設定し、
ワックスを溶かしながら
滑走面、全体にたらします。
アイロンの温度は、低すぎるとワックスが
溶けにくく作業効率が悪くなりますが、
煙が出てしまうほど高くすると、
滑走面を痛める事になりますので、
気をけましょう。 - ワックスをアイロンを使って
塗り広げます。この時、アイロンを
常に動かすようにして、滑走面を
傷めないように気を付けてください。 - ワックスを塗り終えたら、
しばらく冷えるまで待ちます。
目安としては、30分から1時間待って、
手で触れて確認します。
ただし丁寧に作業を進めたい方は、
半日から一日おいておくのを
おすすめします。
もし、汚れ落としの為のホットワックス
であれば、すぐにワックスを
削り落とします。 - スクレイパーでワックスを
はがします。スクレイパーの持ち方は、
あまり強くスクレイパーをかけると
滑走面を傷つけてしまいますので、
ワックスだけを削るイメージで
やってほしいと思います。 - 最後にナイロンブラシを使って、
滑走面の細かい溝のワックスを
落としてください。
ナイロンブラシをノーズ(板の前)から
テール(板の後ろ)に向けて動かすのが
おすすめです。
掃除と片づけをして、終了です。お疲れ様でした!
ここまでの作業で、
結構疲れたのではないでしょうか?
お疲れ様でした。
最後は、しっかり掃除と片づけを
して、終了です。
削り落としたワックスの処分方法は
自治体によって、違う可能性があります。
確認してみてください。
また、屋外でワックスを落とした場合、
鳥などがワックスを食べてしまう
恐れがあります。
スノーボード好きのみんなで
環境にも気を使っていきたいものです。
それでは、素敵なスノーボードライフを・・・